Keiko Olsson Sewing Class

北欧・スウェーデンからお届けする
ソーイングのオンラインクラスへようこそ！

こんにちは。オルソン恵子です。
この度、私独自で運営するオンラインクラスを開講することになりました。

構想から１年以上も経ってしまいましたが、ようやくこの日を迎えることがことができました。

一人で準備するのは無謀にも思えて、たまに心が折れそうになった時、いつも応援してくださっている皆さまのメッセージやコメントがとても励みになりました。本当にありがとうございます。

私の洋裁店

このスウェーデンで洋裁店を始めてから今年でかれこれ 14年目になります。

現地の知り合いの口コミでお客さんが増えたのがきっかけで、思い切って冒険するような気持ちで、この異国の地で洋裁店を開業したあの日のことは、今でも鮮明に覚えています。

そうなんです。オーダーメイドの洋服を作ることから私の洋裁店はスタートしました。

そして今回、新しいクラスで一番はじめにやりたかったことも「洋服」でした。

このオンラインクラスの準備の期間中は、洋裁店をはじめた14年前のように、初心に戻った気持ちで、一から洋服作りと向き合えた日々でした。

洋服というのは、安いものから高いものまで、お店に行けば気軽に買えるものだと思います。ですが、あえて自分で作るというのは、何ものにも変えがたい魅力があります。

自分で作るからこそ、こだわりの素材や耐久性のある縫い方ができます。そして洋服の構造が分かれば、リメイクや、スタイルを変えたり、修理して長く着ることもできるんです。

自分の体に合った好みの寸法で作ると、着心地も格段に良くなります。

そんな洋服作りの魅力や、デザインの方法、きれいに丈夫に仕上げる技法を今回のクラスではご紹介していこうと思っています。

大人の女性のためのデザイン

今回のオンラインクラスのテーマは、大人の女性のためのデザインです。

着心地が大事で、肌の露出は抑えつつ、程よく体型もカバーできるシルエットでありながら、女性らしいラインは見せたい。あまり華美なデザインではなくシンプルが良い。
そんな「自分でも着たい洋服」をイメージしてデザインしました。

モデルを頼んだのは私が所属するシェア・アトリエのメンバーでもあるガーデナー（庭師）のアンナ。実は、私の著書でモデルをしてくれた女性のお母さんなのです。

私と同世代の彼女は、今回の洋服のイメージにピッタリでした。

では、ここからはこのオンラインクラスについてもう少し詳しく書きたいと思います。